2017ハートフルの手作り流行語 その十二 『三権同立』
『三権同立(サンケンドウツ)』・・・・
名詞。
意味 ・・・・三権分立の対義語。
あらゆる分野にAI(人工知能)の活用が進み、究極のところ司法、
立法、行政までもがAIのもとに融合されることをさす。
なおこれは2017年でなく、20xx年の流行語とする。
民主主義の根幹をなす三権分立を揺るがす危機が・・・・なんていう記事が数十年後の紙面を飾る日が来るかもしれません。
こんな事を書いたら三権分立を唱えたかのモンテスキューさんにお叱りを受けるでしょうか(笑)
冗談半分、真剣半分・・・・です。
今や世界のあらゆる分野で導入されているAI技術。
少し前まではコンピューターにプロの棋士が負けたのか・・・なんて言ってましたが、あれよあれよという間にAIはどんどんと洗練研究されてその発展たるや目覚ましいものがあります。
社長の代わりに経営判断を任し、部下の相談に乗り、弁護士業務も行えば、ノーベル賞の受賞まで目指して研究をさせる。
中国では僧侶の代わりに説法をするロボットまで登場。
完全にひと昔まえなら漫画の世界です。
IBMのワトソン*1がその名前を世に知らしめたのもついこの間と思いましたが、あっという間に世界はAIの開発競争に沸騰しています。
地球環境から未来予測まで膨大なデータをもとに次の一手を次々と示して行く。
こんなことなら人間の歩んできた歴史から今後どんな法律が必要か、
どんな規制を行えばよいか、どのルールから決めて施行して行けばよいか・・・
どう裁けばいいか・・・・
その事業はいつどこで行えば上手く行くか・・・・
個人や組織の生き方や行く末まで人工知能に頼る、何処までが正しいかの判断もつかなくなる・・・・なんてことにはならないのでしょうか。
そして、いっそのことAI任せにして国会もAI国会で法律が決められ、AI内閣の下に行政が、AI裁判所が裁判を行う。(参照
ずっと先でこの文章を見てせせら笑って大丈夫だった・・・といえる日が来ることを願いますが。
川柳もできそうです。
AIにややこしいこと 全部乗せ(これ、ラーメンのトッピング
全部乗せ・・のあの発音で)
恋愛のもつれ、ご近所のごたごた、先生と父兄の軋轢、はたまた国際紛争まで・・・全てAI が解決してくれたら外交問題など存在しなくなりますね(笑)
知らず知らずのままに、AIの活用された社会の歯車に乗って生きているんでしょうね。
あ・・・・あのお客さんが買うと思った・・・さりげなくスーパーで手に取ったドレッシングはAIがこの日にこんな人が買いに来るはず・・・というところまで読んでいた・・・なんてすごい世界です。あしからず。
ハートフルでした(*^。^*)