2017ハートフルの手作り流行語その十 『放日外国人』
『放日外国人』・・・名詞。
意味・・・・近年のインバウンド効果で増加傾向にあった訪日外国人が主に円高を理由に日本を訪れる機会を手放していることを指す。
2011年には600万人強だった訪日外国人の数がこの約5年間、超右肩上がりで今年2016年はついに2000万人を突破すると言われています。
2020年には4000万人を目指すとしている政府ですが、このところその様子に陰りが出てきました。
今年に入り、続いていた円安が円高傾向に転じて日本を訪れる外国人にとっての割安感が減少しているために徐々に旅行客の数が減ってきているということです。
特にアベノミクス効果で円安を背景に日本人気が上がっており、なかでも中国人の勢いは目を見張るものがありました。
いわゆる、爆買いで経済効果も著しいものがありましたが、中国の税制変更(高級品への関税引き上げ)と円高のダブルパンチで高額商品の需要が減りました。
免税店大手のラオックスでは約1年前には3万円強あった客単価が今年9月にはその約半分に。業績予想も大幅に下方修正しました。
そして、アメリカの新大統領にトランプ氏が選ばれたことで国際情勢はますます不透明になり、円相場も株価も不安定です(トランプリン現象
nipponyorokobi.hatenablog.com)
。
訪日外国人の7割はアジアから・・・・アジア経済にブレーキがかかりだすとますます
『放』日現象(
)が広がる懸念があります。(これは食い止めたい・・・!)
東京2020に向けて、官民挙げて日本の魅力をますます海外に向けてアピールして行く努力が欠かせませんね。
有難うございました。 ハートフルでした(*^。^*)