2017ハートフル流行語その弐 『外活』
「外活(そとかつ)」・・・名詞・~するを付けて動詞と
してもし使う
意味・・・①外国人の力を活用すること
②第三者や第三者機関の力を活用すること
③仲介役や仲人をお願いする行為、また仲を取り持つこと
使用例
1.外活して人員不足を補った。
2.大胆に異業種からの外活をして会社にイノベーションを起こした。
3.専門家に外活してやっと真相が判明した。
4.結婚相談所に懲りずに何度も外活して嬉しいことに結婚相手が見つかっ
た。
人も組織も単体ではやれることに限界があります。
ある水準までは創意工夫をし鋭意努力して達することが出来てもいずれ煮詰まり頭を打つ時が来ます。そこで上司や恩師、先輩に教えを受けてやり方を変えたり、モチベーションを高めてまた次のステージに進める。
組織も東京都のように自前ではどうにも真相解明できないことを第三者機関の調査によって明らかにし、正常化に向けて動くことが可能になることもあります。
これらは、本人や当事者では見落としてしまったり、甘えがあって遂行できないことを全く利害関係のない人物や組織の視点、ノウハウを活用することによって防げたり実現化できることがあるということです。
それは決して頼り切るといいうことではなくほかの作用を『外活』することで自らの潜在能力が顕在化したり、出来ないと思っていたことも外部との相互作用、連携により想像を超えた新しい成果に恵まれるという極めて喜ばしい現象を引き起こすことだって大いに考えられます。
ビジネスでも外国人の社員を増やすことで仕事のやり方が多角化しますし、日本人の価値観を伝えることで相手にも成長のきっかけを与えることが出来ます。
そして労働人口の減少により、物理的に足りなくなったポストや仕事を外国人に割り当てて補ってゆくことも可能になって行きます。
結婚はどうでしょう。
今の日本はかつて経験したことない数と割合の若者が結婚していません。
する意思のない人もいれば相手が見つからず出来ない人もいます。好きな人がいても告白できずに機会を逸してしまう人(いわゆる過度の草食系)もいます。
親や知人が勧めてもビクともしないくらい結婚しません。
どうにもならず結婚相談所の門を叩く・・・・しかも緩めに・・・
するとそこには今までの人生で出会ったことのない人種の結婚エキスパートが笑顔で手ぐすね引いて待っていてくれます。
そして、結婚とは、男女のお付き合いとは、男性に必要なもの、女性として足りないことなどなど・・・実践を交えて事細かに教えて下さいます。そして成就するためには時に大胆にまで演出をして下さり、根回しして下さり、夢にも見なかった結婚が少し夢になり、やがて現実となり・・・・ゴールイン・・・・
どうでしょう。ここまで来るのに富士山に登る方がはるかに楽という人が山ほどいるはずです。
高い山の登り方をプロが教えてくれる如く結婚のイロハから教えて下さり、ゴールへ導いてくれる。まさに地上に降りたキューピットです。
結果振り返るとそこには『外活』なくしてあり得ない喜ばしい光景があります。
個人も組織もあらゆるシーンで『外活』パワーへの需要が凄まじいものがあります。
ともすればあなた自身も外活の側に回って人や組織を助けたり、良くなるお手伝いをすることも決して珍しくないと思います。
外活があって乗り越えられる、外活があって人が活かされる。ときに恥ずかしがらず、見栄を捨てて外活してみることで思わぬ活路が見いだされることだって沢山あると思いうのです。
転職サイトだっていまや日本経済に不可欠の外活ツールです。
『外活』はネガティブではなくあくまでもポジティブな文脈の中で使用する言葉としてここに提案させて頂きます。
宜しければ、明日からでもお使い下さいませ。
今日も最後までお読みくださり有難うございました。
最後に予告編を・・・次回も『外活』と少し似たニュアンスの『新外国人化』という新語を提案させて頂きます。どうぞ、お楽しみに。
ハートフルでした。